のんびりゲーム記(ネタバレ注意)

クリアしたゲームの感想や備忘録。ネタバレ満載です。

33.英雄伝説 碧の軌跡 改

今回は零の軌跡の続編、シリーズ5作目である碧の軌跡です。2022年11月21日にクリア、プレイ時間は42時間程でした。

今回も前作と同様PS4版にてプレイ。快適でした。

 

・前作との違い

物語は特務支援課がヨアヒム・ギュンターの起こしたグノーシス事件を解決した前作の数ヶ月後スタートです。空FC→SCの数時間後スタートからしたら結構時間が経過してますね。遊撃士協会や警察一課と協力してグノーシス事件に関わっていた残党を逮捕する序章から物語は始まります。

特務支援課メンバー4人のうちティオとランディはそれぞれグノーシス事件の後処理のためクロスベル市を離れており、しばらくパーティーには加入しません。そこで、今作からは警備隊のノエル曹長と不良グループ『テスタメンツ』のヘッド・ワジが特務支援課の準メンバーとして加入してくれます。二人とも前作から物語に関わったりゲストメンバーとして戦闘に参加してくれてはいましたが、やはりメインパーティーとして加わってくれると嬉しいですね…!

真面目で正義感溢れるノエルや飄々とした性格のワジが加わり、更に拠点に戻ればムードメーカーのキーアや課長もいるので会話の幅も広がったように感じます。メインストーリーはもちろん、シリーズお馴染み濃ゆ~いサブクエストでのやりとりもとても面白かったです。

また、今作からは専用車を支給されたので各指定ポイントまで一瞬で移動が可能になりました。これがまためちゃくちゃ楽で、かなりの頻度で利用してましたね。ずっと運転してくれたノエル、本当にありがとうな!

 

そしてもう一つ大きな変化点といえば、やはり結社の介入でしょうか。前作では名前は出てきたもののクロスベルでの活動はまだしておらず物足りなく感じておりましたが、予想通り今作はがっつり出てきてくれました!やったね!

といってもリベールの時とは違い、今回は直接のボスというわけでは無く、あくまで結社が力を貸した人物が黒幕なんですけどね。結社の面々は次の計画の為に物語の途中でクロスベルから去ってしまい最後までの介入はしませんでした。

それでも新たな使徒や執行者が登場し出した中盤以降はとてもワクワクしました。同時にパワーインフレが凄いなとも感じましたが(笑)最強と謳われたカシウスさん以上の強者は今何人くらいいるんだろうな…

個人的にはカンパネルラとの戦闘がアツかったです。どうせ今回も召喚した機械兵を戦わせて自分は高みの見物なんだろうな~と思っていたらまさかの直接対決!カンパネルラは最初は可愛いけど底の知れないヤツだな~くらいの認識だったのですが、気づいたらシリーズ中でもトップクラスに好きなキャラクターになってました^^

彼も倒した後は帝国に行くといって消えてしまったので、次回以降のシリーズへの登場も確定している模様。活躍が今から楽しみです。

 

・キャラクターについて

結社以外は前作で登場したキャラクターが殆どでしたね。ただ、新たに顔グラが追加されたりボイスが付いた人物も多数おり、より賑やかになりました。

そして今回色々なキャラの真の姿も明らかになりました。例えば銀の正体がリーシャだということについて。これにはロイド達はかなり驚いていましたが、零の時点でプレイヤーには明かされていたことでした。

しかし、一般人と思われていたクロイス家のマリアベルやイアン先生が実は黒幕だったり、ワジが星杯騎士団の守護騎士だったということは(所々に細かいヒントはありましたが)一切語られておらず、かなりの驚きポイントだったのではないでしょうか。

私は事前にネタバレを見てしまったり発売の順番通りプレイしていないせいで普通に知ってる部分も多かったのですが、イアン先生に関しては普通に良い人と信じ切ってかつネタバレも一切踏んでなかったので普通に衝撃だったな…これネタバレを知らずにプレイした方々はそれぞれの正体に気づいたのだろうか。当時の反応とかも気になるところです。

 

特務支援課で保護していたキーアの正体も概ね予想通り、D∴G教団(を操るクロイス家)によって神を模倣して500年前に生み出された人造人間でした。時空間に干渉することのできる強い力を持っており、その能力をクロスベルの平和や繁栄のために利用しようとしたのがマリアベルやイアン先生というわけですね。

実は特務支援課の面々も零の軌跡のラスボス・ヨアヒムとの決戦の際に殉職しており、悲しんだキーアが時間に干渉して無かったことにしていたとのこと。零のゲーム開始時にロイドが見ていたラスダンに挑む特務支援課4人の夢は、本当にあったけどキーアによって無かったことにされた出来事だったわけね…!約70時間越しの答え合わせでした。

 

マリアベル達の目論見に対してロイド達はあくまで自我を持ったキーアを犠牲にできないこと、そして悲しい出来事を乗り越えて生きてきた人々を否定するのは違うとして反論、ラスボスを撃破しキーアを奪還してハッピーエンド!…かと思いきや、キーアの力が失われたことで、その強大な力によって対抗できていた帝国の侵攻に耐え切れずにクロスベルは帝国の支配下に置かれることになり、ここで物語は終わります。いや後味悪すぎん?

大切な仲間を守るためとはいえ、主人公たちの決断によってこの展開を迎えることになるというのは何とも酷な話だ…まぁエンディングでは主要キャラクターが全員集合してる明るい未来のイラストもあったし(調べたら2年後らしい)、これからの作品できっとクロスベルの今後についての何かがあるのでしょう。

 

・零、碧(クロスベル自治州編)の総括

碧では大陸全土を巻き込んでいるとはいえ、両作とも舞台はあくまで小さな自治州内のみなので空や黎と比較すると若干スケールが小さいという印象は正直ありました。

しかし、キャラクターの完成度はとても高く、陰謀渦巻く都市での人々のドラマは非常に面白く飽きずに進めることが出来ました。身分を隠して活動する者たちの探り合い、裏社会出身の仲間たち、味方かと思っていたら実は敵だった等の衝撃の展開の数々…良い意味でも悪い意味でも、他国から人々が集まりやすい自治州ならではの良い点かもしれません。

 

シリーズお馴染み殲滅天使ことレンのお話に関しても、このクロスベル編で一区切りつきました。彼女の生まれ故郷であるクロスベルで様々な経験を経て、零のエンディングで晴れてブライト家の一員になる決意をした様子。

おしゃまでわがままな執行者として登場した空での姿も小悪魔的だけど優しくて頼れる先輩として登場した黎での姿も知っているので、点と点がやっと繋がってひたすらに感動しましたね…まさにレンの軌跡という感じです。

 

あと気になった点でいえば、今作から好感度システムが採用されており、特に碧ではそういった点がかなり露骨だったように思います。主人公のロイドの天然ジゴロっぷりが炸裂したおかげで、パーティー内外問わず女性キャラとのイベントは特に多かったですね。

RPGにこういう要素はあまり求めてないんだけどな…という気持ち反面、キャラクターの理解を深めるうえでは良いのかもという気持ち反面で見ておりました。好感度イベントでいえば、碧インターミッションで訪れる保養地ミシュラムでのアクティビティは種類も会話パターンも多くで楽しかったです。リゾートに向かった先で事件に巻き込まれるのは伝統なんだなぁ。

ちなみに私はワジ君全振りでしたね(笑)第一印象から決めてました。

 

クロスベル編は個人的にはやはりキャラクターの魅力が爆発していたなと思います。次回からはエレボニア帝国編、パッケージを見てもガラリと雰囲気が変わりそうなので今からドキドキです。