のんびりゲーム記

クリアしたゲームの感想や備忘録。ネタバレ満載です。

51.ユニコーンオーバーロード

今回はユニコーンオーバーロードについてです。

2024年5月6日にクリア、プレイ時間は40時間程でした。

とても期待していた作品だったので、私は16bitサントラやアートブックが付いてくる限定版・モナークエディションを予約購入しました。

 

・概要

本作はヴァニラウェアから2024年3月8日に発売されたシュミレーションRPGです。

私はあまりシュミレーションゲームはプレイして来なかったのですが、それでも昔ながらのシュミレーションだなぁ…と懐かしくなるよう雰囲気を持った作品でした。

グラフィックはさすが我らがヴァニラウェアと言える出来で、特にキャラクター達の細かい動作や戦闘モーションやお馴染みの美味しそうな料理の数々には作り手のこだわりを感じます。

 

主人公である亡国の王子・アレインが解放軍を率いて、圧政を敷く新生ゼノイラ帝国から世界を解放するお話。ストーリーはとにかくシンプルかつ王道で、序盤から目的が分かりやすくて良かったです。

本筋がシンプルな分育成や部隊編成、周回プレイ限定等のやり込み要素が多く、中でも大量の仲間キャラクター関連のシナリオは非常に魅力的だと感じました。

 

・システム

戦闘はリアルタイムストラテジーで各ユニットがステージ上を一斉に動き回り、かつ制限時間もあるので、一時停止があるとはいえ操作に慣れないうちは結構焦ります。今回も難易度選択に助けられました…。

敵と味方の小隊が接触すると戦闘開始し、お互いが自動で1ターンだけ行動して勝敗が決まるシステムなので、編成やスキル設定を事前にしておいて戦闘中はただ見守るのみという感じですね。戦闘は1ターンのみで短いしスキップも出来るので、テンポが良いなと感じました。

 

戦闘に勝利したり町の復興やクエストをこなすと名声が上がり、この名声を使用して出撃部隊を増やしたり、編成人数の増加やクラスチェンジをしたりもできます。

また、アーカイブでメインシナリオや仲間との出会いイベントをいつでもすべて鑑賞できるのはオタク的には非常にありがたい機能でしたね。

 

・仲間キャラクター

先述した通り本作で仲間になる固有キャラクターは非常に多く、ストーリー上必ず加入する23名+クエストクリアや選択肢次第で加入する39名+エンディング後に加入する8名の計70名。それに加え、汎用クラスの傭兵も作成、雇用出来るのでかなりの大所帯になります。

固有キャラクターの70名に関してはそれぞれしっかりとした設定やイベントが用意されており、豪華すぎる声優さんも一人ひとりちゃんと付いております。

また、主人公のアレインは勿論、仲間キャラクター同士の親密度会話があったりと、この大人数にしてはかなり充実していると思いました。これぞ私がクロノクロスに求めていたもの…。

ちなみに、選択肢を間違えなければ1周で全員が仲間になるとのこと。運良く取り逃がしなく全員を仲間に出来たので良かったです。

 

仲間キャラクターはそれぞれクラス(DQでいう職業、FFでいうジョブ)に就いており、そのクラス数は60を越えます。

脳筋ゴリ押しプレイばかりの私は各クラスの特徴や相性、キャラのステータスを見ながら複数の部隊を編成をしていくのは楽しくもあり、結構骨の折れる作業ではありました。

同じパーティーで出陣することで仲間同士の好感度を上げることも出来るので、とにかく好感度上げをしたい(のと、好きなキャラ同士が並んで戦ってる姿を眺めていたい)私は難易度CASUALEにして、主に好きなメンバー同士を同部隊に編成して攻略することも多かったですね。

 

今プレイでは全然使わないままクリアしてしまったキャラクターもいるので、2周目をする際には全く違う部隊編成でプレイしたいですね。

ちなみに今作の私のお気に入りキャラは、自身より年下の主人公を尊敬し慕う陽気で真面目な灰青騎士団員・アデルさんと女王を守護する薔薇騎士団の清く凛々しく美しい騎士・ミリアムさんです。…相変わらず趣味が分かりやすい……。